くすり・病気講座

くすりや病気など様々な健康情報を掲載しています。ぜひ、ご活用ください。

2024.7.22

プール熱(咽頭結膜炎)とは

プール熱(咽頭結膜熱)は、以前に記載した手足口病、ヘルパンギーナとともに、子供の三大夏風邪と呼ばれています。
プール熱は、アデノウイルスに感染することによって、38℃以上の高熱、のどの痛み、目の充血、涙目、目やに、腹痛といった症状を引き起こす小児に多い病気です。熱が長く続くこともあり、感染力がとても強いウイルスです。
夏に流行することが多く、プール、温泉施設での接触などによって感染が広まることがあるため、プール熱とも呼ばれています。ただし、現在ではタオルの共用が減ったなどの理由からプールを利用することによる感染の報告は見られなくなってきています。
今のところ、アデノウイルスに対する抗ウイルス薬は開発されていないため、対症療法が主体になります。通常は3~7日ほどでよくなりますが、新生児が感染すると重症化するとの報告もあります。
プール熱の原因となるアデノウイルスは、飛沫感染や接触感染によって感染が拡がります。マスクの着用、手洗い、うがいをしっかりと行い、タオルなどの共用を避けることが大切です。感染者の入浴を一番最後にすることも有効な手段になります。
目やに、便も感染源になります。目やには使い捨てのティッシュで取りすぐに捨て、おむつの取り扱いにも注意しましょう。
症状が出ている間は、刺激のあるものは避け、のどごしの良いものをとりましょう。水分はしっかり摂るようにしてください。
プール熱にかかった後の登園・登校については学校保健法で規定されています。発熱などの症状が治癒した後、2日経過すれば登園・登校が可能になります。
感染症法では、5類感染症として定められていて、定点医療機関から毎週患者数が報告されている疾患になります。

2024.3.22

劇症型溶血性連鎖球菌感染症(人食いバクテリア)とは

劇症型溶血性連鎖球菌感染症は、連鎖球菌による感染症になります。
昨年2023年には過去最多の患者数が報告されました。
一般的に連鎖球菌に感染しても無症状のことも多く、ほとんどは咽頭炎や発熱、皮膚の感染症にとどまります。まれに普段は細菌がいない血液、筋肉、肺などの組織に菌が入り込み、組織の壊死や多臓器不全などの症状が進行することがあります。症状の進行が早く、3割程度の方が死に至るといわれています。
組織の壊死を起こすことがあるため、人食いバクテリアと呼ばれることもあります。
小児が多くかかるA群β溶血性連鎖球菌感染症(溶連菌感染症)とは別の病気になります。
劇症型溶血性連鎖球菌感染症は、A群以外にB・C・G群の溶血性連鎖球菌からも発症することが知られていて、患者層としては30代以上が多く、高齢者が大半を占めています。
1987年にアメリカで最初に報告され、その後、ヨーロッパやアジアでも報告されています。日本では1992年に初めて報告された疾患になります。
治療は集中管理ができる病院で抗菌剤による治療が行われます。壊死を起こしている部位を切除することもあります。
感染経路は不明な点も多いのですが、予防として手洗い、うがいなどの一般的な感染症予防のほかに、けがをした場合は傷口をよく洗い、消毒することも重要です。
劇症型溶血性連鎖球菌感染症は感染症法において、5類感染症に定められています。

2023.11.27

腸管出血性大腸菌O157(オー157)とは

大腸菌は人や動物の腸内に生息していて、通常病気を引き起こすことはありません。しかし、一部の大腸菌は人に対して病原性があり、これらを総称して下痢原性大腸菌(病原大腸菌とも呼ばれます)と呼んでいます。下痢原性大腸菌は5種に分類され、O157を含む腸管出血性大腸菌も含まれます。「O157」以外にも「O26」や「O111」などが病気を引き起こします。
毎年、初夏から初秋にかけて、O157などの腸管出血性大腸菌による感染症や食中毒の報告数が増加しますが、気温の低い時期でも発生が確認されています。
症状は無症状の場合から生命に関わる重篤な場合まで様々です。一般的に1~14日(多くは3~5日)の潜伏期の後に下痢や腹痛、吐き気や嘔吐が現れます。一般の食中毒と同じような症状で始まることが多いです。血便を伴うことが多く、発熱、悪寒など風邪のような症状が見られることもあります。ときに重症化することがありますので、感染が疑われる場合はすぐに医療機関を受診しましょう。
O157を含む腸管出血性大腸菌感染症は、感染経路として汚染された飲食物を介しての経口感染と感染患者を通じての接触感染がありますので、食中毒予防の基本を守ることが最も大切になります。
食中毒予防の3原則「つけない」、「増やさない」、「やっつける」を理解し、衛生的な食材の取り扱いと食材の十分な加熱、手洗い・消毒を徹底することで感染を予防することができます。

2023.8.5

ヘルパンギーナとは

最近流行しているヘルパンギーナは、以前にも記載しましたが手足口病、プール熱(咽頭結膜熱)とともに、子供の三大夏風邪と呼ばれたりもしています。
ヘルパンギーナとは、コクサッキーウイルスやエコーウイルスなどに感染することによって、発熱、のどの痛み、食欲不振、のどに小さな水疱などが現れる病気のことです。原因のウイルスの型がいくつかあるので、何度もかかってしまうこともあります。
ヘルパンギーナは小児にはよく見られる感染症で、5歳以下の感染が大多数を占めます。
口の中にできた水疱が破れると強い痛みを引き起こし、飲食が十分にできず、脱水症状になることがあります。少しずつで構いませんので、水分を摂取するようにしましょう。
また稀に重症化する場合がありますので、ひどい頭痛、嘔吐、呼吸困難、胸痛などがみられる場合にはすぐに受診してください。
ヘルパンギーナの原因となるウイルスに対する抗ウイルス薬、予防接種は今のところありません。したがって、対症療法が行われます。
ヘルパンギーナはウイルスの付着した物を触り、その手で口や鼻を触ることにより感染してしまう接触感染、かかった人の咳やくしゃみなど含まれるウイルスによって感染する飛沫感染があります。さらにウイルスが便に排出される性質もあります。回復後にも2 ~4週間程度、便からウイルスが検出されることがあるため注意が必要です。
したがって、手洗い、うがい、消毒などの感染対策が大切になります。マスクをするのも対策になります。

2023.5.22

新型コロナウイルスが5類感染症に変更になりましたが、5類感染症とは

2023年5月8日から新型コロナウイルスは感染症法上の2類相当から5類感染症になりました。
「感染症法」では、感染力、重篤性、重症化率、症状の重さなどから、感染症を1類~5類の5種の感染症と指定感染症、新感染症、新型インフルエンザ等感染症の8種類に分類しています。
今回新型コロナウイルスが変更になった分類は、危険性の度合いに応じて高い方から1~5類に分かれています。法律で政府や自治体がとることが可能な措置が変わります。
1~5類に分類されている感染症を以下に記載します。
1類感染症:ペスト、エボラ出血熱、ラッサ熱など
2類感染症:重症急性呼吸器症候群(SARS)、結核、中東呼吸器症候群(MERS)、鳥インフルエンザ(H5N1、H7N9)など
3類感染症:腸チフス、コレラ、赤痢など
4類感染症:日本脳炎、A型・E型肝炎、マラリア、狂犬病、デング熱など
5類感染症:季節性インフルエンザ、風疹、麻疹(はしか)、水痘(みずぼうそう)、手足口病、RSウイルス感染症、後天性免疫不全症候群(エイズ)、梅毒、破傷風など

2023.2.17

花粉症とは

花粉症は花粉が原因で起こるくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状を起こす季節性のアレルギー性疾患です。
目の痒みや充血、涙目、のどがイガイガする、皮膚の痒みや頭痛などが出ることもあります。風邪と症状が似ていて、見分けるのが困難です。
原因となる植物はスギやヒノキ、シラカンバ、カモガヤ、ハンノキ、ヨモギ、イネ、ブタクサ、カナムグラなどがあります。
血液検査やプリックテスト(皮膚に針を軽く刺して少量の花粉エキス<アレルゲン>を入れることで、アレルギー反応が起きるかを見る検査)で花粉症であるかを診断することができます。
治療法としては、内服薬・点眼薬・点鼻薬の使用、舌下免疫療法、レーザー治療などがあります。舌下免疫療法は花粉症の根治が期待できますが、長期間の薬の服用が必要になります。
予防するためには花粉に接しない、吸い込まないことが重要になります。
花粉の飛散が多い日は外出を控え、換気は短時間にし、布団を外に干さない、花粉は全身に付着するため、外出時にはマスクや眼鏡、帽子を着用し、首はマフラーやスカーフで防ぐ、花粉が付着しにくいような表面がつるつるした素材のもの選ぶ、帰宅時は玄関前で花粉を払い、手洗い、うがい、洗顔などを行う、空気清浄機を使うなどがあります。

2022.11.4

帯状疱疹とは

帯状疱疹は水疱瘡(水痘)と同じウイルスを原因とする病気です。
多くの人が子供の時に感染する水疱瘡のウイルスが原因で起こります。
水疱瘡が治った後、ウイルスは体内に潜んでいて、加齢、病気、過労、ストレスなどで免疫力が低下すると、ウイルスが再び活発になり、帯状疱疹を発症します。
発症すると、皮膚にピリピリとした痛みを感じ、その後、水ぶくれを伴う発疹(水疱)が現れます。
皮膚症状が治まっても、痛みが続くことがあります。
帯状疱疹の治療では、一般的には抗ウイルス薬による薬物療法が行われます。
日本の成人の90%以上は、帯状疱疹の原因となるウイルスを保有していると言われ、加齢に伴って発症しやすくなり、特に50歳代から増加し、80歳までに約3人に1人が発症するとされています。
発症が増加する50歳以上の方であれば、帯状疱疹予防ワクチンを接種することができるようになりました。
ワクチンを接種することで、発症予防、重症化予防が期待できるとされています。
帯状疱疹は治療が早ければ早いほど効果が高く、重篤化しにくくなりますので、「帯状疱疹かな?」と思ったらお近くの医療機関にご相談ください。

2022.5.10

新型コロナウイルスの検査方法の違いとは

新型コロナウイルスの検査として、PCR検査や抗原検査、抗体検査があります。
各々の検査の違いをまとめてみました。
●PCR検査
現在の感染状況を調べる検査です。
新型コロナウイルスの遺伝子を検出する検査です。
鼻の粘液、唾液を採取して調べます。
検査は検査機関に搬送して実施されます。
●抗原検査
現在の感染状況を調べる検査です。
新型コロナウイルスに特徴的なタンパク質(抗原)を調べる検査です。
鼻の粘液、唾液を採取して調べます。
検査は検体採取場所で実施されます。
●抗体検査
過去の感染状況を調べる検査です。
新型コロナウイルスに感染した人の中で作られた抗体を検出します。その人が過去に感染した痕跡を探す検査です。
血液を採取して調べます。
検査は検査機関に搬送して実施されます。

2021.11.26

溶連菌感染症とは

溶連菌感染症とは、A群β溶血性連鎖球菌と呼ばれる細菌によって起こる感染症です。
溶連菌は飛沫感染、接触感染により感染します。通常は11月~4月、6月~8月にかけて流行します。
溶連菌の潜伏期間は2~5日といわれ、のどの腫れ、発熱などの症状のほかに、発疹が出たり、舌にイチゴのようなブツブツができたりすることがあります。咳、くしゃみ、鼻水など風邪の症状があまりないのも特徴になります。
一般的に子供に感染しやすい病気ですが、大人でも感染することがあります。
治療にはペニシリン系やセフェム系といった抗菌薬が使用されます。
非常にまれですが、心臓や腎臓に合併症をきたすことがありますので、処方された抗生物質は全て用法通り飲みきりましょう。中耳炎、気管支炎なども起こることがあります。
なお、溶連菌感染症は、学校保健法の「条件によっては出席停止の措置が必要な病気」の一つになっています。少なくとも、受診した日とその翌日は登園・登校を控える必要があります。抗菌薬を内服して24時間以上経て、かつ症状が改善してから登園・登校可能となることが多いようです。

2021.7.19

RSウイルス感染症とは

RSウイルス感染症とは、RSウイルスによって引き起こされる呼吸器系の感染症です。
生後1歳までにほぼ半数が、2歳までにほぼ100%の乳幼児が疾患を経験します。例年秋から流行し、早春まで続くとされてきましたが、近年では流行が早くなり、夏季より始まることもあります。
感染力が非常に強く、幼稚園や保育園などの施設内での感染には注意が必要です。家族内でも高い率で感染することが明らかとなっており、大人になっても感染します。
潜伏期間は、2~8日といわれ、発熱、鼻水、咳などの風邪に似た症状が数日続きます。多くは軽症で済みますが、1歳未満において重篤な症状を引き起こすことがあるため注意が必要です。治療は有効な抗ウイルス薬がなく、症状を和らげる対症療法が基本になります。
感染の多くは飛沫感染と考えられていますが、接触感染によっても感染します。従って、手洗い、うがい、咳エチケットが有効になります。
RSウイルス感染症はおたふくかぜやインフルエンザのように、出席停止期間が設けられた規則はありませんので、「呼吸器症状が消失し、全身状態がよいこと」が幼稚園や保育園の登園の目安になります。

2021.3.7

2e(ドゥーエ)とは

さくらい薬局阿見店で取り扱いしている2e(ドゥーエ)について紹介します。
資生堂は、50年以上にわたり「敏感皮膚研究」を続けている大手企業です。
ドゥーエは、その知見に基づく低刺激スキンケアブランドになります。
多くのデータから学び、成分ひとつひとつを慎重にテストして成分を厳選し、乾燥などの肌トラブルをくり返しがちな敏感肌をうるおいのある美しい肌に保ちます。
ドゥーエには3つのこだわりがあります。
①角層深くうるおう高潤度バリア
角層深くまでうるおう高潤度バリアで、水分を逃がさず、みずみずしくうるおった肌を保ちます。
②敏感肌を考えた低刺激処方
刺激に弱い方にも使っていただけるよう、配合成分はできるかぎり少なく、必要なものを厳選して使用しています。テストを重ねて成分をひとつひとつ厳選した低刺激処方を基本に、機能性を追求しています。
③敏感肌の方のご協力を得て多くのデータから学び開発
ドゥーエのすべての商品は、敏感肌でお悩みの方のご協力を得てパッチテスト済み※。アレルギーテストも実施しています。
※ すべての方に皮ふ刺激やアレルギーが起きないというわけではありません。

2020.11.24

ノロウイルス感染症とは

ノロウイルス感染症は12月から2月ごろに患者数が増える感染性の胃腸炎になりますが、年間を通じて発生が確認されています。
潜伏時間は1日から2日で、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、腹部膨満感、発熱、頭痛、筋肉痛などの症状が現れます。一般的には3日以内に回復します。吐しゃ物による窒息には注意が必要です。
ノロウイルスには予防のワクチンや治療のための抗ウイルス剤がなく、症状に応じた対症療法が行われます。
予防法として、手洗い、うがい、手指消毒が重要になります。特に、料理や食事の前、トイレの後はしっかりと行いましょう。カキを含む二枚貝は十分に加熱し、野菜・果物などの生鮮食品は十分に洗いましょう。
感染者の吐しゃ物、排せつ物にはノロウイルスが大量に含まれていますので、接触することにより二次感染を引き起こすことがあります。乾燥させずに手早く処理をし、消毒をしっかり行うことが重要になります。

2020.8.24

熱中症とは

熱中症とは体内に熱がたまることによっておこる様々な症状のことを言います。
体温が上がることにより、体内の水分や塩分のバランスが崩れたりして、体温上昇やめまい、頭痛、倦怠感、吐き気、足がつる、汗のかきかたが異常(汗がどんどん出るまたは全くでない)、けいれんや意識障害などの症状が起こります。
熱中症かもしれないと感じたら、医療機関に相談するか救急車を呼びましょう。
その場でできることとしては、まず涼しい場所に移動しましょう。
衣服を脱がして体を冷やすことも重要です。
熱中症にかかったかなと思われる方が水分を摂れるようならば、ゆっくりこまめに水分や電解質、糖分を摂ってもらいます。吐き気が強い場合や意識がない場合は、無理に水分を摂らせないでください。
まっすぐ歩けない、呼びかけに反応しない、水分補給ができない場合は、すぐに医療機関を受診してください。

2020.5.14

手指消毒用アルコールの正しい使い方とは

新型コロナウイルス、インフルエンザなどの感染症の予防策として、アルコールによる消毒があります。
アルコールによる消毒を正しく行うためには、いくつかポイントがあります。
ます手のひらを軽く丸め、アルコールをワンプッシュします。その際、しっかりと下までポンプを押し切ってください。アルコールの量が多いと感じるかもしれませんが、乾燥する際に消毒効果がありますので、まんべんなく刷り込める量を手に取り、使用することがとても大切になります。
手のひらに溜めたアルコールで指先を洗います。
その後、手のひら、手の甲、指の間、指、手首の順で手全体をまんべんなくしっかりと刷り込むようにしてください。
家でアルコール消毒をする際は、まず石鹸などを用いて洗い、水でよく流します。汚れを落とした後に水気をよくふき取り、アルコール消毒を行うようにしましょう。

2019.12.26

インフルエンザとは

インフルエンザは、インフルエンザウイルスというウイルスに感染して起こる病気です。インフルエンザウイルスには A型、B型、C型と3種類あり、ヒトで流行を起こすのはA型とB型になります。
インフルエンザは、高熱や頭痛、筋肉痛、関節痛、全身の倦怠感などの症状が起こります。食欲不振、頭痛、咳、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、のどの痛みなどが起こることもあります。
高齢者、小児、免疫力が低下している患者さんは、重症化しやすいといわれていますので注意が必要です。
インフルエンザの流行は主に冬に起こります。
インフルエンザウイルスの感染は、せきやくしゃみによるウイルスの飛沫や接触によって体内に入ることで起こります。
感染を予防するには、ウイルスが体内に入るのを防ぐ手洗い、うがいが基本になります。手洗いは石鹸やハンドソープなどで手洗いをし、十分に水で流してから、アルコール性の消毒液で消毒すると感染しにくくなります。マスクをしたり、加湿器を使うことも効果的です。ワクチンの予防接種をすると、インフルエンザウイルスに対抗するための抗体が作られ、予防する効果と、重症化を抑えることが期待できます。

2019.08.15

手足口病とは

手足口病とは、夏に流行するウイルス性の感染症です。
手足口病、プール熱(咽頭結膜熱)、ヘルパンギーナとともに、子供の三大夏風邪と呼ばれたりもします。
原因ウイルスはエンテロウイルスとコクサッキーウイルスで、複数の種類があるので何度もかかってしまうことも珍しくありません。
手足口病にかかるのは5歳以下の子供が多いのですが、大人もかかるので注意が必要です。
子供よりも大人のほうが、症状が重く出やすいという特徴があります。
症状として、その名のとおり、口の中の粘膜や手のひら、手や足の指と指の間、足の裏、足の甲などに水疱性の発疹が現れます。発疹は肘・膝・お尻にも出ることもあります。腹痛や下痢、発熱や鼻水など、かぜに似た症状を伴うこともあります。
口の中の水疱がつぶれて口内炎になり食事や飲み物が取りにくくなると、脱水症状を起こすこともあります。 また、原因ウイルスのエンテロウイルスは無菌性髄膜炎の原因になることがあり、まれに脳炎を伴って重症化することもあるので注意が必要です。
高熱が続いたり、頭痛、嘔吐などの症状が見られたりした場合は、直ぐに医療機関を受診してください。
手足口病は、くしゃみなどの際に出る飛沫によって感染する飛沫感染が基本です。
飛沫感染以外に、手が触れることで感染する接触感染、便の中に排泄されたウイルスが口に入って感染する糞口感染が知られています。
予防としては、手洗い、うがいをしっかりすること、排泄物を適切に処理することが重要になります。

2019.03.27

OTC医薬品とは

薬局や薬店・ドラッグストアなどで、処方箋なしに購入できる医薬品のことです。市販薬、大衆薬、一般用医薬品と呼ばれることもあります。
薬剤師や登録販売者から説明を聞き、自分の体調変化を判断して購入します。
OTC医薬品は、いろいろな人が使用することや、自分自身の判断でお薬を使用することから、安全性が重視された成分内容になっています。
OTC医薬品は、医薬品に含まれる成分を、使用方法の難しさ、のみ合わせ、副作用などのリスクの程度で評価し、4種類に分類されています。
OTC医薬品の分類 情報提供 相談応需 販売する人 インターネット、郵便での販売
要指導医薬品 対面で書面にて情報提供が義務 義務 薬剤師 不可
一般用医薬品 第一類医薬品 書面にて情報提供が義務 義務 薬剤師
第二類医薬品 努力義務 義務 薬剤師又は登録販売者
第三類医薬品 法律上の規定なし 義務 薬剤師又は登録販売者

※OTCとはOver The Counterの略になります。薬局・薬店のカウンター越しに買えるお薬であることを示しています。「カウンター越しに買う」ということは、薬剤師や登録販売者と今の体調、アレルギー、併用薬などの相談をしてから購入することを示しています。